SIX Badge [CHEVROLET CAMARO]
GMの中で最も大衆的でポピュラーなマーケットを担うシボレーブランド。
そのせいかラインナップは長い歴史を持つ車名がたくさんあります。
コルベット、カプリス、インパラ、シルバラード、
サバーバン、タホ…
休止期間があったとは言え、カマロも2017年に誕生50周年を迎えました。
そうなるとそれをシンボライズするエンブレムにもどことない重みを感じて、
良いクルマに乗っている気持ちになれるから面白い。
6代目となる現行カマロもシボレー共通のなじみ深い
ボウタイエンブレムはかなり目立ちます。
そしてカマロとしてのアイデンティティは新しくなりました。
今回はシンボリックに車体のあちこちに配置されています。
目立つところではボディサイドの左右にエンブレムが。
サイドシルプレートにもデザインされています。
このサイドシルプレートはLED照明で浮き上がるように発光。
夜にドアを開けるとなかなか良い雰囲気を醸し出します。
このエンブレムの基本デザインはかなり前から使われているもので、
様々に形を変えてきました。
先代の5代目は「CAMARO」というロゴのみだったので、
これが復活してより目立つ存在になったような気がします。
どうやら「SIX Badge」という呼称が与えられているようなので、
現行カマロ向けの専用エンブレムという事になるようです。
少し調べてみたのですが、このエンブレムデザインの由来は良く分からず。
トリコロールカラーから見てフランス出身の創業者、ルイ・シボレーに
所縁があるのは間違いないと思います。
面白いのは色の配置がフランス国旗と逆になっているところ。
この辺りはフランスに敬意を表しつつも、アメリカ車としてのオリジナリティーを
出したかったというところなのかな。
今回はブルーのボディーカラーを選んだ事もあって、このエンブレムが
良く似合うような気がしてお気に入りのポイントになっています。
歴史のあるクルマだと、こんな風にエンブレムひとつにもあれやこれやと
想いをめぐらせる事が出来て楽しい。
暑さも少しおさまってきて、オープンエアモータリングが
気持ち良い季節が近づいてきました。
一番の魅力を存分に楽しるようになるまであと少しと、
楽しみにしている毎日です。
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