遅れて来たエイト [Memories with RX-8]
生産終了間際になって、遅れてやって来たエイト。
デビューから9年、マイナーチェンジからも4年が経っていますから、
RX-8自体に説明は要らないですね。
まずは手にした個体そのものの事を記事にしてみたいと思います。
選んだグレードはTYPE RS。
ファイナルモデルのSPIRIT Rにバトンタッチする形でカタログ落ちしたモデルです。
トランスミッションの設定は6速MTのみ。
ボディーカラーはベロシティレッド。
多くのマツダ車に設定のある少し深みのある赤ですが、Copenのダークレッドマイカと
比べたらまっ赤っ赤。かなり派手です。
でも新車は買えないんだから、どうせならSPIRIT Rに設定の無い赤か青がいいなと
思っていたので良しとします。
初年度登録は平成23年の1月。
納車時の走行距離は7,000km弱でした。
新車保証が2年近く残っているのは有難いです。
パックdeメンテに加入している車両ですが、これは引き継げないんですね。
修復歴は無く、今まで走らせている中で違和感などは全く感じられません。
内外装の状態は相応といったところですが、ボディーやアルミはコーティングされているので
手入れは楽そうです。
ラインオプションのサイド&カーテンエアバッグが装備されています。
SPIRIT Rでは標準化されましたが、このモデルではまだオプション扱い。
安全装備で劣るのは嫌だなと思って、ついているものを探したのですが、
ほとんど無くてネックになっていました。
この個体を選んだポイントのひとつです。
ショップオプションはナビ、ETC、スカッフプレートの3つが確認出来ました。
ナビとETCは後付けしても欲しい装備ですから、ついててラッキーでした。
オーディオはマツダお得意のBOSEではなく、普通の4スピーカー。
モデル末期になって純正ナビとBOSEの同時装着が出来なくなっているようです。
ナビのモニター周辺が妙にスカスカですが、こんなもんだと思えば全く気になりません。
装着オプション類は必要充分で、満足できる内容だと思っています。
これに加えて、今回選んだ個体は非純正品で手が加えられています。
一番目立つのはエアロパーツ。
フロントノーズとリアウイングがオートエグゼのSE-03Cに換えられています。
画像ではアゴがかなり出ているように見えますが、実際には3cm程度。
車高はノーマルなので擦るような事は無さそうです。
Bピラーにはガーニッシュが貼られています。
ボディーカラーと相まってちょっと派手な佇まいですが、TYPE RSはもともと派手ですから
それほど大きな差は感じません。
いい歳したオヤジが乗って似合うかどうかは別として・・・
フィーリングでノーマルとの違いを感じそうなのは吸排気系です。
インテークはオートエグゼのラムエアインテークシステムに換えられています。
エキマニはマキシムワークスに、触媒はナイトスポーツに、マフラーはオートエグゼに
換わっています。
リアのアンダーパネルはエアロパーツというよりは、このマフラーを収めるためのカバー
としての位置付けのようです。
同時装着が必須になっています。
触媒はオリジナルの純正品がトランクに入っていました。
なかなか勇ましい音がするので、早朝深夜のクルマの出し入れにはちょっと気を使うかも。
その分回せば快感なのは言わずもがなです。
補強系もオートエグゼでまとめられています。
下回りはメンバーブレースセット。
撮影が下手っぴなので分かりにくいですが、フロントセクションが1ピース、
リアセクションが3ピースで構成されています。
上側はタワーブレースセットを装着。
フロントは6点支持、リアは4点支持です。
トランク内に装着されるリア側は、リアシートのセンターアームレストを使った
トランクスルー機能をほとんど殺しちゃってますが、スキー板などの細長いものは
辛うじてクリア出来そうです。
マスターバックブレースも装着されています。
残るはコード類などです。
プラグコードはRE雨宮に、
ブレーキラインはオートエグゼに交換されています。
室内は1ヵ所だけ、ステアリングにオートエグゼのレザーラップが巻かれています。
他にオートエグゼのブレーキエアガイドも装着されています。
実車と引き継いだ書類で確認出来る変更点はこれで全て。
エンジンや足回りは、タイヤやアルミも含めてノーマルです。
作業はディーラーや自動車量販店で行われています。
勿論全て車検対応品。
初めての12ヶ月点検はこのままの状態でディーラーで受けているそうなので、
その点は安心しています。
私も点検整備は近くのディーラーに放り込むつもりです。
この手のモディファイは、むしろマイナスと捉えることも出来ると思います。
ですが私には、このクルマのエンジンやパッケージングの良さを損なわずに不足を補って、
より速くではなく、より気持ち良く走れるように手が加えられている印象を受けました。
結果として大きなプラスポイントとして受け止めています。
それにしてもこの個体、パーツ代だけでも100人以上の諭吉さんが
動員されている計算になります。
前のオーナーさんはここまで仕上げて、どうして1年で手放しちゃったのかな、
と素朴な疑問が残ります。
伺ったところではEVに乗り換えられたんだそうですが、確かに寒い今時でも
嘘みたいな熱を発しているエンジン周りの状況を体感すると、納得したりして。
勿論中古車ですから過去は分かりませんが、もう買っちゃったし、
脳天気に信じて楽しみます。
前のオーナーさんの意思を引き継いで、そこに自分の思いを加えて大切に
乗りたいと思っています。
遅れて来たエイト。
まだそれほどの距離を乗っていませんが、インパクトはとても大きなクルマです。
外観も中身も、良くも悪くもとんがっています。
そしてスポーツモデル独特の危なげな雰囲気を湛えています。
スポーツカーってこんなだったよね、と思い出させてくれる雰囲気です。
勿論足にするつもりはありません。
普段は今まで以上にJRや東京メトロを駆使して、カーボンオフセットに務めたいと
思います。
時間が経ってその第一印象がどう変わってゆくのかが、とても楽しみです。
デビューから9年、マイナーチェンジからも4年が経っていますから、
RX-8自体に説明は要らないですね。
まずは手にした個体そのものの事を記事にしてみたいと思います。
選んだグレードはTYPE RS。
ファイナルモデルのSPIRIT Rにバトンタッチする形でカタログ落ちしたモデルです。
トランスミッションの設定は6速MTのみ。
ボディーカラーはベロシティレッド。
多くのマツダ車に設定のある少し深みのある赤ですが、Copenのダークレッドマイカと
比べたらまっ赤っ赤。かなり派手です。
でも新車は買えないんだから、どうせならSPIRIT Rに設定の無い赤か青がいいなと
思っていたので良しとします。
初年度登録は平成23年の1月。
納車時の走行距離は7,000km弱でした。
新車保証が2年近く残っているのは有難いです。
パックdeメンテに加入している車両ですが、これは引き継げないんですね。
修復歴は無く、今まで走らせている中で違和感などは全く感じられません。
内外装の状態は相応といったところですが、ボディーやアルミはコーティングされているので
手入れは楽そうです。
ラインオプションのサイド&カーテンエアバッグが装備されています。
SPIRIT Rでは標準化されましたが、このモデルではまだオプション扱い。
安全装備で劣るのは嫌だなと思って、ついているものを探したのですが、
ほとんど無くてネックになっていました。
この個体を選んだポイントのひとつです。
ショップオプションはナビ、ETC、スカッフプレートの3つが確認出来ました。
ナビとETCは後付けしても欲しい装備ですから、ついててラッキーでした。
オーディオはマツダお得意のBOSEではなく、普通の4スピーカー。
モデル末期になって純正ナビとBOSEの同時装着が出来なくなっているようです。
ナビのモニター周辺が妙にスカスカですが、こんなもんだと思えば全く気になりません。
装着オプション類は必要充分で、満足できる内容だと思っています。
これに加えて、今回選んだ個体は非純正品で手が加えられています。
一番目立つのはエアロパーツ。
フロントノーズとリアウイングがオートエグゼのSE-03Cに換えられています。
画像ではアゴがかなり出ているように見えますが、実際には3cm程度。
車高はノーマルなので擦るような事は無さそうです。
Bピラーにはガーニッシュが貼られています。
ボディーカラーと相まってちょっと派手な佇まいですが、TYPE RSはもともと派手ですから
それほど大きな差は感じません。
いい歳したオヤジが乗って似合うかどうかは別として・・・
フィーリングでノーマルとの違いを感じそうなのは吸排気系です。
インテークはオートエグゼのラムエアインテークシステムに換えられています。
エキマニはマキシムワークスに、触媒はナイトスポーツに、マフラーはオートエグゼに
換わっています。
リアのアンダーパネルはエアロパーツというよりは、このマフラーを収めるためのカバー
としての位置付けのようです。
同時装着が必須になっています。
触媒はオリジナルの純正品がトランクに入っていました。
なかなか勇ましい音がするので、早朝深夜のクルマの出し入れにはちょっと気を使うかも。
その分回せば快感なのは言わずもがなです。
補強系もオートエグゼでまとめられています。
下回りはメンバーブレースセット。
撮影が下手っぴなので分かりにくいですが、フロントセクションが1ピース、
リアセクションが3ピースで構成されています。
上側はタワーブレースセットを装着。
フロントは6点支持、リアは4点支持です。
トランク内に装着されるリア側は、リアシートのセンターアームレストを使った
トランクスルー機能をほとんど殺しちゃってますが、スキー板などの細長いものは
辛うじてクリア出来そうです。
マスターバックブレースも装着されています。
残るはコード類などです。
プラグコードはRE雨宮に、
ブレーキラインはオートエグゼに交換されています。
室内は1ヵ所だけ、ステアリングにオートエグゼのレザーラップが巻かれています。
他にオートエグゼのブレーキエアガイドも装着されています。
実車と引き継いだ書類で確認出来る変更点はこれで全て。
エンジンや足回りは、タイヤやアルミも含めてノーマルです。
作業はディーラーや自動車量販店で行われています。
勿論全て車検対応品。
初めての12ヶ月点検はこのままの状態でディーラーで受けているそうなので、
その点は安心しています。
私も点検整備は近くのディーラーに放り込むつもりです。
この手のモディファイは、むしろマイナスと捉えることも出来ると思います。
ですが私には、このクルマのエンジンやパッケージングの良さを損なわずに不足を補って、
より速くではなく、より気持ち良く走れるように手が加えられている印象を受けました。
結果として大きなプラスポイントとして受け止めています。
それにしてもこの個体、パーツ代だけでも100人以上の諭吉さんが
動員されている計算になります。
前のオーナーさんはここまで仕上げて、どうして1年で手放しちゃったのかな、
と素朴な疑問が残ります。
伺ったところではEVに乗り換えられたんだそうですが、確かに寒い今時でも
嘘みたいな熱を発しているエンジン周りの状況を体感すると、納得したりして。
勿論中古車ですから過去は分かりませんが、もう買っちゃったし、
脳天気に信じて楽しみます。
前のオーナーさんの意思を引き継いで、そこに自分の思いを加えて大切に
乗りたいと思っています。
遅れて来たエイト。
まだそれほどの距離を乗っていませんが、インパクトはとても大きなクルマです。
外観も中身も、良くも悪くもとんがっています。
そしてスポーツモデル独特の危なげな雰囲気を湛えています。
スポーツカーってこんなだったよね、と思い出させてくれる雰囲気です。
勿論足にするつもりはありません。
普段は今まで以上にJRや東京メトロを駆使して、カーボンオフセットに務めたいと
思います。
時間が経ってその第一印象がどう変わってゆくのかが、とても楽しみです。
いや~良い個体見つけましたね。
この出会いは運命でしょうか、またはmatsuさんの執念w
こんな車見ちゃうと、持病が再発しちゃわないように気をつけないと(笑)
by あよこん (2012-03-18 16:10)
これまたずいぶんと気合が入った個体ですねぇ。
赤いステアリング、知らず知らずのうちに眼が三角になったりして(笑)
23年登録の7,000kmですか、良いタマ見つけましたね。
うちのMPVは、23年11月登録の現在4,000kmなので、あまり変わらないですね。
パックdeメンテ、引き継げないんですか。
まぁ、あれはディーラーサービスなので(販社毎に条件も違うみたいです)しょうがないかもしれませんが、もったいないですねぇ。
私は、2年間の延長保証も即決で入っちゃいました。何てったって2万円ですから。
向こう5年間は、消耗品以外の出費の心配を気にしなくていいので、とても気が楽です(笑)
by katsumushi (2012-03-18 16:13)
これはスゴイ。
標準かと思っていましたが、補強系中心のパーツでまとめられていて、
良い感じで仕上がってますね。
RX-8は赤が似合うと思いますのでいいタマを見つけられたのでは
ないでしょうか。(^-^*
by TAK (2012-03-18 16:41)
中古車って運命的な出会いを感じますね。
うちのアコードもレアなTYPE Sですが、ベンツが壊れたときにたまたま近くのオートテラスに入庫されていました。
実車が見てみたいです。
by silvercopen (2012-03-18 18:07)
迫力のある格好いいホイールですね^^
標準ですか?
by mitton (2012-03-19 05:34)
>あよこんさん、
ありがとうございます。
運命でも執念でもなくてただの偶然なんですがw、
この個体に出会わなければ代替自体が無かったかも。
縁とは不思議なものです。
何だかカミサン選びに似てますね(笑)
いじるのも楽しそうですね。
あよこんさんも群馬でつくってる
例のアレ買っていじり倒すってどうです?w
by matsu (2012-03-20 19:19)
>katsumushiさん、
ありがとうございます。
年式と距離のバランスはそこそこのものが見つけられたと
思いますが、確かに気合の入り方がちょっと危険かもしれません。
眼が三角になると免許が無くなっちゃうので気をつけます(笑)
パックdeメンテ、あと2年近く残ってるんで勿体ないです・・・
延長保証の安さも凄いですね。
それで採算が合うんだから、信頼性と販売網がきっちりしてる
証拠ですよね。
by matsu (2012-03-20 19:25)
>TAKさん、
ありがとうございます。
パーツも赤でまとまってるので、前のオーナーさんはそれを
見越して赤いクルマにしたのかなと思います。
ボディーラインと色目とは良く合っていると私も思うのですが、
やっぱりかなり派手でまだちょっとハズカシイです(笑)
by matsu (2012-03-20 19:30)
>silvercopenさん、
中古車との出会いって縁とかタイミングとか、色んなモノが
重なるから運命を感じてしまいますね。
私の場合は少ないとはいえそれなりに数のある車種だったので
偶然見つけた感が強いですが、アコードのTYPE Sはほとんど
見ないですもんね。
正に運命ですよね。
by matsu (2012-03-20 19:34)
>mittonさん、
ありがとうございます。
このホイールは標準なんです。
今日初めて磨いてみましたが、細身で磨きやすくてちょっと
嬉しくなってます(笑)
by matsu (2012-03-20 19:36)
>Camelさん、Akisanさん、
nice!、ありがとうございます。
by matsu (2012-03-20 19:38)
エンジンが職人さんのハンドメイドという点だけでもときめきますね。
しかし、今でも街で見る車種なのに、売れてないと思わないのですが、生産中止になるのが残念です。
by sugarbabe (2012-03-21 00:44)
>sugarbabeさん、
生産中止の一番の理由は低すぎるボンネットが新しい安全基準
に適合しなくなったからのようです。
コンパクトなエンジンだから出来たデザインが仇になって
しまうとは、何とも皮肉な事ですね。
それが無かったとしても、やはりそろそろ終わらせるタイミング
なのは確かだとは思うのですが・・・
こんなエンジンはもう出てこないんじゃないかな、と思うに
つけ、できる限り永く維持したいと思います。
by matsu (2012-03-22 01:34)
>Keiさん、
nice!、ありがとうございます。
by matsu (2012-05-26 21:37)