COPENと走った4年 [Memories with Copen]
COPENが手元を離れて、そろそろひと月になろうとしています。
ありきたりになりましたが、ブログタイトルも今の2台に合っているものに変えました。
ご他聞に漏れず、納車当日はRX-8がやってくる嬉しさよりも、Copenを手放す
寂しさのほうが勝っていました。
好きで代替したのに何言ってんだよ、なんですが、クルマに対する愛情って
そんなもんですよね。
COPENと走った4年と2ヶ月。
それなりに長い期間のつもりが、終わってみればあっという間。
気持ちが落ち着いてきたので、一緒に走った日々を振り返ってみようと思います。
電動リトラクタブルハードトップを持つ唯一の軽自動車。
ダイハツがずっとつくりたかった、夢の結晶。
背負っている肩書きがかっこいいので、乗り手もどうしてもそれを意識します。
そして持っていること、走らせることに感動を求めてしまいます。
COPENはそれにしっかり応えてくれて、私も長らくそう意識して接しているつもりでした。
ところがいざ手放して距離があくと、実際には少し違ったんじゃないかな、
という事を改めて実感します。
このクルマの楽しさは理屈じゃありませんでした。
陽気で楽しくて、乗り手も周りもHappyにさせてくれるクルマ。
見た目の小ささとか、かわいらしさとかと、交差点を曲がっても楽しいヒラヒラ感と。
あーだこーだとウンチク垂れて乗ってるのが、そのうち馬鹿らしくなってしまう。
ドライビングプレジャーって理屈じゃないでしょ?を地で行っているクルマだったんですね。
記事を読み返してみると、段々そうなっていった事が良く分かります。
私の場合はその楽しさを存分に味わえる環境がはじめから整っていて、とても幸せでした。
すでに軽オープンの魅力を知り尽くしている先輩方が身近にいて、
あちこち一緒に出かけられたのです。
パワーを目いっぱい使って走らせる面白さは格別です。
勿論走っている時だけが楽しいわけじゃありません。
思いついたところでクルマを停めてエンジンを切ると、頭上から暖かな陽ざしや
緑のシャワーが降り注ぎます。
中と外の境目がない一体感って、本当に言いようのない気持ち良さなんです。
新しい出会いもたくさんもらいました。
小さな輪がどんどん大きくなっていって、一緒に走る楽しさもどんどん大きくなっていきます。
小さくて飾りが無いんだけど、こだわりはきちんと持っているクルマ。
そんなCOPENを選ぶ仲間だから、出会う前から垣根が低くなっているんですね。
そんなCOPENをわざわざ手放す必要があったのかな。
もっともっと長い時間を過ごしたら、もっともっと輪が広がったんじゃないかな。
今でもそう思うんですが、そこは入口が広くて奥が深いCOPENです。
「まあいいじゃん。その厳つい顔した赤いのに疲れたら、また乗ってもいいんじゃない?」
ひと月近く経ってCOPENからそう言われてるかな、と思えるようになりました。
シリアスに考えるのがあまり似合わないクルマなんですね。
ダイハツ本体からの発表はまだありませんが、いよいよ生産終了の噂も本格的に
なってきたCOPEN。
少なくともL880Kのモデルライフは、もうそれほど長くはないでしょう。
でも、何なんでしょう。
下取りに出て行った最後の後ろ姿を見ていた思い出も、
「そんじゃね~」
と言っていたような、陽気なものになってきています。
この先の自動車生活がどうなるのか、全く分かりません。
またオープンに乗るのは間違いないと思いますが、それはRX-8と同じMAZDAのロードスター
になるのか、あるいは次期ビートになるのか、はたまたニューCOPENが出てくるのか・・・
今は妄想する余裕すらありませんが、間違い無いことがひとつ。
私にオープンカーの素晴らしさを教えてくれたのは、COPENです。
オープンカーって、軽のオープンカーって、やっぱり素敵です。
楽しい時間をありがとう。
昔COPENに乗ってたんだ~って、免許を返納する歳になっても言ってるんじゃないかな・・・
ありきたりになりましたが、ブログタイトルも今の2台に合っているものに変えました。
ご他聞に漏れず、納車当日はRX-8がやってくる嬉しさよりも、Copenを手放す
寂しさのほうが勝っていました。
好きで代替したのに何言ってんだよ、なんですが、クルマに対する愛情って
そんなもんですよね。
COPENと走った4年と2ヶ月。
それなりに長い期間のつもりが、終わってみればあっという間。
気持ちが落ち着いてきたので、一緒に走った日々を振り返ってみようと思います。
電動リトラクタブルハードトップを持つ唯一の軽自動車。
ダイハツがずっとつくりたかった、夢の結晶。
背負っている肩書きがかっこいいので、乗り手もどうしてもそれを意識します。
そして持っていること、走らせることに感動を求めてしまいます。
COPENはそれにしっかり応えてくれて、私も長らくそう意識して接しているつもりでした。
ところがいざ手放して距離があくと、実際には少し違ったんじゃないかな、
という事を改めて実感します。
このクルマの楽しさは理屈じゃありませんでした。
陽気で楽しくて、乗り手も周りもHappyにさせてくれるクルマ。
見た目の小ささとか、かわいらしさとかと、交差点を曲がっても楽しいヒラヒラ感と。
あーだこーだとウンチク垂れて乗ってるのが、そのうち馬鹿らしくなってしまう。
ドライビングプレジャーって理屈じゃないでしょ?を地で行っているクルマだったんですね。
記事を読み返してみると、段々そうなっていった事が良く分かります。
2008年1月 納車当日
私の場合はその楽しさを存分に味わえる環境がはじめから整っていて、とても幸せでした。
すでに軽オープンの魅力を知り尽くしている先輩方が身近にいて、
あちこち一緒に出かけられたのです。
パワーを目いっぱい使って走らせる面白さは格別です。
2009年3月 伊豆ツーリング
勿論走っている時だけが楽しいわけじゃありません。
思いついたところでクルマを停めてエンジンを切ると、頭上から暖かな陽ざしや
緑のシャワーが降り注ぎます。
中と外の境目がない一体感って、本当に言いようのない気持ち良さなんです。
2010年5月 房総ツーリング
新しい出会いもたくさんもらいました。
小さな輪がどんどん大きくなっていって、一緒に走る楽しさもどんどん大きくなっていきます。
小さくて飾りが無いんだけど、こだわりはきちんと持っているクルマ。
そんなCOPENを選ぶ仲間だから、出会う前から垣根が低くなっているんですね。
2011年10月 駒ヶ根ツーリング
そんなCOPENをわざわざ手放す必要があったのかな。
もっともっと長い時間を過ごしたら、もっともっと輪が広がったんじゃないかな。
今でもそう思うんですが、そこは入口が広くて奥が深いCOPENです。
「まあいいじゃん。その厳つい顔した赤いのに疲れたら、また乗ってもいいんじゃない?」
ひと月近く経ってCOPENからそう言われてるかな、と思えるようになりました。
シリアスに考えるのがあまり似合わないクルマなんですね。
2012年3月 COPEN最後の日
ダイハツ本体からの発表はまだありませんが、いよいよ生産終了の噂も本格的に
なってきたCOPEN。
少なくともL880Kのモデルライフは、もうそれほど長くはないでしょう。
でも、何なんでしょう。
下取りに出て行った最後の後ろ姿を見ていた思い出も、
「そんじゃね~」
と言っていたような、陽気なものになってきています。
この先の自動車生活がどうなるのか、全く分かりません。
またオープンに乗るのは間違いないと思いますが、それはRX-8と同じMAZDAのロードスター
になるのか、あるいは次期ビートになるのか、はたまたニューCOPENが出てくるのか・・・
今は妄想する余裕すらありませんが、間違い無いことがひとつ。
私にオープンカーの素晴らしさを教えてくれたのは、COPENです。
オープンカーって、軽のオープンカーって、やっぱり素敵です。
楽しい時間をありがとう。
昔COPENに乗ってたんだ~って、免許を返納する歳になっても言ってるんじゃないかな・・・
Copenを買うのって勇気がいりましたけど、Copenを手放すのもそれはそれで勇気がいることな気がします。
それは維持費の話とか、屋根が開くとか開かないとか、でも大きいとやっぱり使い勝手はいいしパワーもあるし疲れないし・・・
やっぱりNCは常に気になりますしねw でもmatsuさんを見ていると86もありかしら、とも思うし、いややっぱりSLKだろ、などと取り留めもないスパイラルで目が回りそうですw
でも、最後に書いておられますけれど、車歴にCopenが入ったと言うのはできっと幸せなこと、ですよね^^
コイツを新車で買える時期に我々がいたことを喜ばなければなりませんね~。
私はもうちょっと(ずっと?w)コイツと付き合ってみようと思います。
今の私の生活環境だともうそんなに乗る時間は取れないけれど、だからこそたまに乗って頭を真っ白にしたいなぁとw
折角こんなの持ってるので、我が子を乗せてやりたいなぁ、と思います。
by Akisan (2012-03-27 10:51)
>Akisanさん、
まわりを見渡せば他にも魅力的な選択肢がいっぱいあって、
悩みだすと果てしないですよねw
今回代替に踏み切ったのは他の妄想の時とどこが違うのか、
実は私自身良く分かってなかったりします(汗)
やっぱりタイミングなんでしょうか。
でも、本当に仰る通りで現役でCOPENに乗れたというのはとても
幸せだったと思います。
Akisanさんに教えていただいて、あの時思い切って本当に
良かったです。
もし私に今の愛車を受け継がせる相手がいたら、恐らくCOPENを
持ち続けたと思います。
クルマってどうして楽しいのか?
スポーツカーって何でワクワクするのか?
それをとっても良く表現してくれていますよね~。
お子様に譲れるなんて最高だと思います。
それを横で見ていて、「いいな~」とうらやましく思える日を
楽しみにしています。
ちょっと気が早いかなw
by matsu (2012-03-27 19:56)
>katsumushiさん、Makorinさん、TAKさん、mittonさん、Camelさん、
nice!、ありがとうございます。
by matsu (2012-03-27 19:59)
パジェロミニの次はコペンかなと思ったこともあります。
一度はオープンカーを持ちたいですね。
by sugarbabe (2012-03-27 23:50)
>sugarbabeさん、
パジェロミニ、生産終了が発表になりましたね。
パジェロミニとコペンが最後に残った軽4気筒だったので、
親近感がありました。
時代の流れを感じます。
オープンカーの気持ちよさはやはり格別です。
是非一度味わってみてください。
新車を押さえるのなら早いほうが良いかもしれません(笑)
by matsu (2012-03-28 20:10)
>silvercopenさん、りまめさん、
nice!、ありがとうございます。
by matsu (2012-03-28 20:11)
>Keiさん、
nice!、ありがとうございます。
by matsu (2012-05-26 21:40)
matsuさま
私もコペンを2013年6月に手放すことになりました。
手放す理由は妻が妊娠して将来を考えると二人乗りでは厳しいこと、2台所有は経済的に難しかったことです。
いやー本当に手放すのは悲しいものです。。
そんな中コペンでググってみたところあなた様のブログに出会いました。
子供ができたことはとてもハッピーなのですが、同時にコペンを手放すことなる..複雑な心境です。
それを察した妻が一言「子供が成長して、また夫婦二人になったら、2ドアオープンカーに乗ればいいよ。」
この一言で手放す決心をしました。
次の愛車はスバルXVです。
屋根は開きませんが、とてもいい車です(笑)
じいさんになったら、絶対オープンカーを買うぞー!
と日々仕事に邁進しています。
by ponpon (2013-04-10 12:33)
>ponponさん、
コメントありがとうございます。
大変な遅レス、誠にすみません。
Copenってとても身近な存在なんですが、現実的な実用性を考えると実はとっても贅沢なクルマなんですよね。
ponponさんのようにとても嬉しい事でも環境が変われば維持しにくくなってしまうこともあるわけで・・・
でもまたいつか乗りたい、そんな気持ちにさせてくれるクルマですね。
きっと絶対またいつか乗りたいですね。
頑張りましょう!
by matsu (2013-08-03 19:05)
>ちびっ子ギャングさん、
nice!、ありがとうございます。
by matsu (2013-08-03 19:06)