変わらぬ魅力 [HONDA Monkey]
2009年の秋に我が家の一員となったMonkey。
何年かごとに入れ替わる4輪を横目に見ながら駐車場の片隅に居続けて、
間もなく9年になります。
そんなMonkey、私がブログを休んでいる昨年から今年にかけて
大きな出来事がありました。
2017年の8月に50ccの従来型が惜しまれながら生産を終了。
今後強化される排ガス規制に対応しきれず、やむなく長い歴史に
ピリオドを打ちました。
そして今年の7月に125ccとして待望の復活。
新旧を比較して、
「50ccじゃなきゃMonkeyの意味がない!」
とか
「125ccだって間違いなくMonkeyだ!」
とか、色々な評価がされいるようです。
私が思うのはどちらかというと後者。
どちらもそれぞれの魅力があって、それぞれの存在価値があると感じています。
50はバイクというよりお散歩ツールのような手軽さと可愛らしさが魅力。
私のような力が衰えつつある中年でもなんとかリアを持ち上げたり出来るので、
出番は少なくてもいつまでも手元に置いておきたくなる気軽さがあります。
写真は今年の春にタケノコ堀りに出かけた時のもの。
春や秋の良い季節のイベントに出かける時は、ママチャリプラスアルファの風を
感じながらトコトコ走るのが気持ちよくて、気持ちものんびりと穏やかになります。
125はより現実的なパワーが一番の魅力のはず。
50では今の交通の流れに乗れないストレスやリスクがあるけれど、
その心配は全くないでしょう。
そして見た目はまごうかたなきMonkey。
充分可愛いし、少なくともMonkeyの歴史がそのまま終わってしまうようりは全然嬉しい。
そんな我が家のMonkey、いざという時の機動力は素晴らしいものがあります。
2011年3月に起きた東日本大震災の際、私が住む関東圏は直接被害は少なかったものの、
しばらくの間ガソリンが入手できない事態になりました。
その時の活躍ぶりは素晴らしかった。
自宅から往復で約100kmある実家までを何回か往復しましたが、
その移動でもガスは2Lもあれば充分。
小回りも効いて、「いざという時にはMonky!」の信頼感も味あわせてくれました。
普段は散歩の相棒としてのほほんなたたずまい。
これからまた必ずあるであろう「いざという時」の事を考えても、
かけがえのない存在として持ち続けたいと思います。
9年経った今でもフルノーマルの状態なので、もうこのままで。
道路上を走れなくなるような法改正があるまで、
あるいは免許を返納する時まで乗り続け、
その後は自宅に飾って一生持ち続けるつもりです。
ちっこい相棒は一生の相棒のままでい続けてくれると思います。
2018-09-18 14:38
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